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『流石はライヤ…察しがいいね。
その通りだよ。
あっ、でも
もちろん君だけに行かせるわけじゃないよ』
「護衛でも付けるってか?
だったら要らねえよそんなもん」
『護衛…ってわけじゃないんだけどね。
旅の途中の話し相手に丁度いいかなと思って…』
「そもそもまだ行くなんて言って…」
『失礼します!』
俺は続きを口に出来なかった
なぜなら
コンコンとノックの音と同時に現れたのは
金色の髪にエメラルドグリーンの瞳
上下左右対称の整った顔
服の上からでも判るスタイルの良さ
それらを兼ね備えた
誰もが一度は振り返りそうな
絶世の美女だったからだ
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