1st-love

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「僕も。まりあちゃん、好き」 「じゃあ、一緒だ!……かーくん、何で泣いてるの?どっか痛い?」 鼻水をズビズビすすりながら、ポタポタと涙の粒が床へと落ちる。 「……グスッ…ううん、どこも痛くない。 …僕ね、僕のお家ね…お引っ越しするんだ。パパの仕事で遠くに」 「お引っ越し…そっか、寂しくなるね」 目の前にいるかーくんには、もう会えない。 行かないで… もっと一緒に、遊びたい。 「まりあちゃん。僕が大きくなったら、お婿さんにして下さい」 「お婿さん?」 .
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