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『まりあちゃんをかならず、ぼくのおよめさんにする!”しのだかえで“』
「まりあちゃんも、書いて」
「うん!」
『まりあはすきになったおとこのひとと、けっこんします。”うえすぎまりあ“』
お互い書いた画用紙を交換。
「約束。今よりもっともっと大きくなったら、
まりあちゃんに会いに行く」
「はい!待ってるよ」
「絶対、絶対だから。予約…」
「えっ…」
サラサラとしたかーくんの前髪が、私の瞼を掠める。
チュッ
不意打ちにされてしまった、キス。
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