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後ろから、「あらあら~ませてるわね~」っと
雫先生の声。
「じゃあな」
逃げるようにかーくんは、お迎えのお車にまっしぐら。
翌日。
かーくんと、かーくんの両親が私の家に来た。
ゆうお兄さんも一緒に。
一緒に行って欲しい場所があると言われ、かーくんのパパが運転する車に乗り込んだ。
着いた所は広々とした小高い丘で、街が一望出来る素敵な場所。
「まりあちゃん。タイムカプセルしようよ」
「タイムカプセル?」
「未来の自分に手紙を書いて、埋めるんだ」
楽しそうにかーくんは喋る。
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