つ ば き

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それも そのハズ。 二人は東京に住んでいたのだが、 お母さんが 身体が弱く、 喘息も酷かった為 家族で こんな山奥の田舎に 引越して来たんだそう。 彼らが、未知の世界から 来た人の様に ワクワクする。 【いじめ】や【争い】がおきるどころか、 彼らは 直ぐに人気者になり 小さな集落だからこそ、 家族の様に 打ち解けた。 私と 椿ちゃんと 修君と 香ちゃんは その中でも 特に 仲良しになり 毎日の様に 遊んでいた。 それが 狂い始めたのは、 私が 再び 恋をしてしまったから? そして 本当に狂ったのは 卒業間近の 寒い日の事。 私が 修君に告白されて キスをした あの日の後だった。
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