晋太郎

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☆エピソード ・晋太郎も農家の生まれで、左利きの忌み子。6才のころから親戚のでかい商家に奉公していた。11才のとき、お得意さんでもあった反物屋に奉公にでてきたひいと出会う。 ・剣術は近くの道場で学んだ。左利きはその時に訂正したため、両利き。ただし箸だけは右手で持てない。なんかこんがらがる。剣より槍が好きなのは、リーチの長さ。 ・頻繁に船で行商に行っていた。そのためひいと始終一緒にいるようになったのは長崎遊学のころから。お付きの人という割には歴は浅いが、有能すぎて長くやってるように見えるし、本人もそれくらい疲弊している。 ・実は本名は太郎。でも長男じゃない。昔は兄弟の順番関係なく太郎だの次郎だのつけてたから。(伊達政宗は長男だけど藤次郎。)晋の一字は高杉さんからもらった。高杉さんは長州に帰るときに、いつもひいの側にいる晋太郎を羨ましがっていたことが理由。その重さを晋太郎はよくわからずにいた。 ・なのでひいは昔は晋太郎を「タロちゃん」と呼んでいた。高杉と離れ、晋太郎がそう名乗るようになってからは、寂しさを埋めるように「晋ちゃん」と高杉に対するそれと同じ呼び方になった。 ・船旅中の雑用経験が晋太郎を家庭的にした。 ・外見に反して、非常にとんちんかんなことを時々しでかす。というか運が悪いのもある。報われにくい奴。
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