2人が本棚に入れています
本棚に追加
あいつの名前が柵ちゃんになってから数日後。
俺の部屋中がピンポーンって鳴った。
吸い始めたタバコを消したくないから持ったまま玄関へ。
そのあと扉ドンドンされて誰かと思ってのぞき穴から確認。
藤堂さん、こぇーってば。
ドアノブ、ガチャガチャするなって、まじこぇーって。
鍵を解除した瞬間、すぐドアは開いた。
Jr「藤堂さん怖いっすよ」
藤堂さん「あ、怖かった?」
不気味なくらい優しい笑顔で俺の部屋に入っていった。
鍵を閉めながら思った。
こいつ、確信犯。
絶対確信犯。
最初のコメントを投稿しよう!