招待状

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[貴史視点] 「special match?」 「あぁ、うちの高校に届いた招待状らしい」 「ふーん……」 「差出人は‘亀P’って奴らしい」 「ふざけた名前だね」 「う……うおぉ、お前そんなキャラじゃねぇだろ」 「それで、相手は?」 「春日谷高校ってとこ。 それと、Red eyeってチームらしい」 「へぇ……」 「そんで、驚きが一つ。 MVPには賞金が出る!!」 「いくら?」 「1000万!!」 「えっ……!?」 1000万……!? 決して高校生が持つ金額じゃないぞ……!? 「だけど、他の2チームも相当強いらしいぜ。 少なくとも春日谷高校は、俺らと同じく全国に行くチームらしいからな」 「そうなんだ」 「強い奴と戦うの、楽しみだな!!」 「うん!!」 って言っても、俺はまだスタメンじゃない。 試合に出れるかどうかなんて分からない。 でも出られたら、自分のプレーを出し切ろう。 そのための努力も、沢山してきたんだから……。 「勝とうぜ貴史!!」 「もちろん!!」
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