May 20th

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桜がこの公園を見付けたのは 小学3年生の頃。 自分の病気を 納得しつつも受け入れられず いろんなところに外出していた。 もちろん、戻った時は 涙目になるほど怒られた。 そんなある日、人の居ない 小さな公園を見付けた。 植物がたくさんあって 春夏秋冬飽きない色を 毎日見せてくれる。 上を見上げれば公園の縁に 植えられた桜の木が 視界を囲み、真ん中は 1日で何回も色が変わる空が めいっぱいに広がっている。 まさにそこは桜にとって 楽園そのものだった。 .
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