0人が本棚に入れています
本棚に追加
ぶしゃぁぁぁあぁぁあ…!!!
と音を立てながら血汐が兵士達の顔に飛び立つ
「ひぃぃぃぃぃ!!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
「血…血…!!!」
兵士達は叫びながら逃げようとしましたが、「何故逃げるの?」と鈴やかな少女の声が兵士達の脳内を掴み動けなくなりました
「私の前で堂々と行った罪…償うべきでしょ?」と少女は微笑みながら兵士達に言いました
兵士達は恐る恐る後ろを振り向くと目を点にして今見た光景を目に焼け付けた
「な……な…!!」
兵士達は言葉がでないまま瞳孔を揺らすばかり
「駄目じゃない…やるなら最期までやらなきゃ…でも染めるならコッチの方が綺麗に染まりやすいよね?」と微笑みながら少女は一歩、また一歩と兵士に近付く
最初のコメントを投稿しよう!