彗くん誕生祭

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0時になった瞬間真正面の白い布には 【HappyBirthday彗! 愛してるからこれからも 一生一緒に歩いて行こうね。】 ってメッセージが浮かび上がって数秒で消えた。 はぁ?何あれ? 馬鹿じゃないの? 『まるでプロポーズみたいじゃん。』 『ひっどいなぁ~。みたいじゃなくてプロポーズなんだけど?』 声がした方を振り向こうとした瞬間後ろからきつく抱き締められた。 『はいっ。プレゼントだよ~って。彗、おめでとう。生まれてきてくれてありがと。そして俺と付き合ってくれてありがと。』 抱き締められたまま、渡された小箱を開けて見ると中にはシンプルな銀色の指輪が入ってた。
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