告白

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そして放課後。 僕は玲太が掃除当番だから、下駄箱で来るのを待ってる。 え???手伝えばいいって??? めんどくさいじゃん!!! てな理由で下駄箱で一人で待ってた僕。 今考えると何で玲太の掃除を手伝わなかったんだと後悔の嵐である。 何かもう人少ないなー。 あ!!! もうすぐ下校時間過ぎちゃうからか!!! もうみんな帰ったのね……。 僕も早く寮に戻りたいなー。 玲太まだかなー。 なんて下駄箱にもたれて床に居る迷子のアリさんを観察していた。 あらら、迷子なのね。可哀想に……。 僕が家を一緒に探してあげるよ!!! と思ってアリさんを手に乗せようとすると、目の前に誰か立っているようで足が視界に入った……。 琥「もー、玲太おっそー………………」 僕の口から『おっそーい』の『い』の字が発せられる事は無かった。 これは………夢かな……??? 僕にはあの怒らせたらあの世行きの切符をくれる麻夜湊様が目の前に立っているように見えるのだけれども………。 湊「宮西………琥珀………だな???」 しゃ、しゃべったぁぁぁぁ!!!! こ、これは夢だ!!!これは夢だ!!! 湊「おい。聞いてんのか???」 琥「はッ、はひィ!!?!」 ぎゃあー噛んだー!!! 噛みまくったー!!! 湊「ちょっと用がある。屋上に来い」 ……………???? ま、まさか………!!! あの青春の殴り合いというやつか………!!! 僕、一回やってみたかったんだよねぇ。 って、 ちがぁぁぁう!!! え!!?! なに!!?!どうゆうこと!!?! ぼ、僕何かした!!?!
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