地獄の沙汰も……

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それにしても、湊疲れてるのかな? 夕飯の時もソファーでうたた寝してたし。 ……あ。 いっつも僕にベッドを譲ってくれて、自分はソファーだから寝れてないんじゃ……(汗) このまましばらく寝かせてあげた方がいいですよね……? それなら電気も消してあげよう。 消灯! カチッ 琥「……………。」 って!!? 僕は馬鹿かあぁぁぁぁっ!!? 暗いと怖いですねん!(泣) 月明かりで多少明るいけど、やっぱり暗いですねん! り、リビングに行ってようかな!? でもそれだとテレビくんと二人きり………。 無理だよーっ(涙) はっ! 二人きりと言えば、いつの間にか湊と二人で居てもなんだか気まずくなくなってるぞ!? 夕飯の時、そんな事考えもしなかった! さすが僕! 甘々でろでろ大作戦は僕の知らぬところで成功していたというわけか! なるほど。この調子で甘やかせば良いのか! って言ってもなぁ……。 これ以外に甘やかすなんて…… 僕は熟考しながらも、湊のベッドサイドに歩み寄って、床に立て膝になると湊の方を見た。 あ、頭よしよしとか? でもそれは起きてる時は怖過ぎて出来ません。 そのまま手を捻りあげられて、目潰しでもされた時にはもう手遅れですから。 で、でも今なら……… 僕は恐る恐る湊の頭の上に手を伸ばした。 そして月光でキラキラ光って見える金髪にそっと手のひらを乗せた。 ……あ。大丈夫だ。 動かない。寝てる。 そのまま、ゆっくりと撫でる。 なっ、なんだか犬みたいだ! おっと!そう考えたらこの総長様もなんだか可愛く見えてきたぞ! 調子に乗った僕は湊の頬を人差し指で突ついた。 おりおり。つんつん。 どうだこにょやろう。 勿論、起きたら怖いので力加減は抜かりないですよ? それにしても、起きませんね? なんだかんだで総長様もおねんねの時は無防備ということですか! はっはっは! この前、湊が腕を近づけてきただけでビビっちゃったりしちゃったけど、よく見るとそこまでムキムキじゃないな!?お主! 今度は、湊の腕を服の上から触ってみた。
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