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「おはよー」
「おはよう、麻衣」
私が言うと、麻衣が背中を叩いた。
「いったぁ」
「あー、痛かった?」
麻衣はヘラヘラしながら言った。
そんな、ヘラヘラしないで…。
「痛いよ!!」
「うわぁ、怖い」
そう言うこの子は、私の親友小泉麻衣。
いつも、こんな調子。
面白いし。
でも私と違う所がある。
麻衣は彼氏がいる。
私は、いいなぁって思うけど彼氏なんかいらない。
そんな、私変?
って、聞いたら。
「変」
即答されちゃったよ……。
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