第1話

2/10
32人が本棚に入れています
本棚に追加
/123ページ
「おはよー」 「おはよう、麻衣」 私が言うと、麻衣が背中を叩いた。 「いったぁ」 「あー、痛かった?」 麻衣はヘラヘラしながら言った。 そんな、ヘラヘラしないで…。 「痛いよ!!」 「うわぁ、怖い」 そう言うこの子は、私の親友小泉麻衣。 いつも、こんな調子。 面白いし。 でも私と違う所がある。 麻衣は彼氏がいる。 私は、いいなぁって思うけど彼氏なんかいらない。 そんな、私変? って、聞いたら。 「変」 即答されちゃったよ……。
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!