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当時にしては、どこにでもある
普通の村だった。
山と川と田畑風景と。
のどかで平和な村だった。
そんな村に住んでいたのは
さくらという娘と
幼なじみの良太だった。
二人は幼いときに夫婦になる
約束をしていた。
良「あと二月もすりゃ、さくらも16か」
さ「うん。小さい頃は、よく一緒に遊んだよね。」
良「あぁ。あの約束もあと二月だな」
二人の約束は、さくらが16を迎えてから果たすことになっていた。
さ「良太。ありがとう。」
良「何いってんだ。・・・絶対幸せになろうな。」
うん。と、さくらは顔を赤らめながら
良太に微笑みかけた。
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