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「お礼、する」
「あんたの気持ちは分かったから。まず、彼の都合を聞かないと。急いでるかもしれないでしょ、ね?」
「あ、悪ぃ。えっと、少年、今暇か?」
「何だよ、その聞き方。すみませんね、危ないとこ助けてもらったみたいで。うちのリーダーお礼したいってゆってんですけど、この後の予定は?」
「家帰るだけだけど…」
「用事ないんですね、じゃ行きましょ」
わぉー強引ー
「ちょちょちょちょっと待って!さっきも言ったけど初対面の人の家に行…」
「お店ならどうです?」
「店って…」
「ん?」
二人ともじっとこちらを見てる。
見てる…
サクくんのまっすぐな瞳と
リーダーくんの少し潤んだ瞳が
見てる…
見てる見てる見てる見てるみ…
チュドーン!(爆)
「行きましょう」
か、可愛さに負けた…
「うーぃ、さすがサク!」
「ぃよし。じゃあ行きましょう」
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