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「け、契約?」
「…はい、契約…です。」
「それってどういう…「お願いします。」
はい、聞いちゃいねぇ。
さてどうする?
今なら引き返すことも可能だ。
止めとくわ、じゃあな。って言えば全ては無かったことになる。
…だけど。
それなら俺が声をかけた意味が無くなる。
それに、ここで逃げたとしても声をかけたという事実は変わらない。
…よし、覚悟は決めた。
「…け」
口を開けたその瞬間、
ターン!
どこからか銃声が聞こえ、その音と共に俺の体は…その場で崩れ落ちた。
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