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「ほら、柊花。早く食べなさい」
「なんだ母さんまだ仕事行ってなかったの?」
母がまだ居る事に若干驚きはしつつも俺は妹がいれてくれたコーヒーに手を伸ばした。
「今日は仕事が始まるのが遅いのよ」そう言うと母は目の前にあったサンドイッチを一切れつまんで朝食を済ませた。
「じゃあ柊花、悪いけどもう行くわ。深夏の事宜しくね。」
「あぁ、行ってらっしゃい」
「お母さん気を付けてね!」
そう言うと母は急いで家を出て行った。今日は仕事が始まるのが遅いんじゃなかったのかよ…
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