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チュンチュン....... ガチャ........バタバタバタ..... 「は~あ、何時だと思ってるんだ........ 入学早々遅刻する気か? 雛......起きてるんだろ?」 ギクッ 雛「...........」 「起きないと........キスするよ!」 ガバッ....「う~っ.......行きたくな~い!イ~ヤ~だ! 涼一人で行けば良いじゃん!」プゥ 大体高校行くつもり無かったし........ そう、僕は高校行くつもりは無かった....... けど、涼と母に高校くらいは行かないとと説得され渋々ながら行く事になり今日はめでたく入学式となった 自己紹介が遅れたが僕は.....あっ、僕と言ってるけどれっきとした女です!改めて 僕、大川 雛 16才 訳あって一人暮らし中 自分の事を僕と言っている訳はまた今度と言う事で...... で、今、僕の部屋に入ってきたのが 幼馴染みの武東 涼 ちなみに、同じ高校の同じ年 こいつには昔から迷惑、掛けられている......やたらと顔が整っていてスタイルが良くモテモテのこいつに昔から女柄みで嫌な思いをさせられている 確かにイケメンで背が高く程よく筋肉が着いているし男女分け隔てなく接するし明るくその上スポーツ万能で頭も良い いわゆる完璧人間..... 同じ人間とは思えない..... それにくらべちんちくりんの私........ 不釣り合いと言われ嫌がらせを受ける事も多々ある けど、はっきり言って皆がキャーキャ言う気持ちが解らない....... まぁ~小さい頃から兄弟みたいに育ったし、よく「あんなにカッコいい人といて恋愛感情沸かないの?」って聞かれるけど.........恋愛感情が何なのかも解らない そもそも最近なに考えてるか解らない
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