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「お前が俺に好きばっかり言っています。なら俺に本当に好きって事を「好き」以外の言葉を使って表現してみろよ?」
そう言ってアーサーはポケットから星のステッキを出して
「ほあた!」
ドンと煙りが出たが、周りに変わった事は無い。
「何だよ!全然変わって無いじゃないか!真面目に「 」って言ってるのに!……あれ?」
「あはは!成功したぜ!そうやって軽々しく「好き」なんて言うからだ!」
「……ひどいよアーサー…。」
思わず涙が出てしまう。ぽろぽろと。
どうすれば止まるかわからないアルフレッドはただひたすらに涙を流した…
「………。なぁ?アルフレッド?お前が言ってくれるのはうれしい。けどそんな急に言われても困るし…」
それが大きなヒントだった。
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