*1 海のうた…

8/8
前へ
/46ページ
次へ
二階の部屋までかけあがり、ドアを閉めた。 「ちょっとっ…い…行きなり走らないでよ…」 お腹の赤ちゃん大丈夫かな… 「…姉ちゃん、隠し事してるでしょ?」 …え…? 「帰ってきたのも理由があるんでしょ?」 何でわかっちゃうかな… 「…どうしてそう思うの?」 「ちょっと、僕は姉ちゃんの弟だよ?助けてあげられるかもしれないし。」 その言葉にすがるように 全てを話した。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加