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「だって、楓さんの胸に吸いつく男は俺だけでいいから。」
「……。」
そう言う理由かよ!
単なる変態焼きもち発言かよ!
てか子供に嫉妬するってどんだけ心狭いんだよ!
私がありえないものを見る目で陽一さんを凝視すると、少し口をとがらせていじけたように、
「……でも、楓さんがどうしても男の子が欲しいっていうなら最後の子だけは許します。
でも、絶対ミルクで育てますからね!」
と言った。
最後?
あなた何人私に産ませるつもりですか?
私の身体壊すつもりですか?
色々突っ込みたい所はあったものの、そんな元気もなかったのでため息一つでそれを一蹴しておいた。
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