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一人でニヤニヤしながらご飯を食べている陽一さんを盗み見する。
異常に整った顔。
細いけど骨ばってて男の人らしい指と手。
スウェット姿でも分かるしまった身体。
背もかなり高め。
うん。
何をとっても文句なしの容姿だ。
中身はとりあえず置いておくとして。
盗み見のつもりがついじろじろと陽一さんを眺めまわしていたようで、気づいた彼が照れたように笑う。
「楓さん、そんなに俺を見てどうしたの?惚れ直してたの?」
すっかり敬語がぬけてきた陽一さんの声も素敵、なんて考えてしまう自分はかなり重症だ。
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