シャボン玉
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浮かんだ泡が踊りゆくのを 硝子越しに見つめている ふわり ひとつ、まだひとつ 虹に映るはこの街の縮図 小さな小さな箱の庭 ふわり、ひとつ またひとつ ふわり ひとつ、もうひとつ あゝ 嘆いた先には影も無し ただサボンの切れ端が残るのみ 世界の果てすら目先鼻先 終わりを知りつ生きているのか ふわり、ひとつ あとひとつ あの箱庭の住人は、さて とても幸せなのだろうね
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