勇者がイケメンって設定はどこから生まれたのだろうか

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《それが作戦のひとつだよ。マックの食べ物は種族を越えて好きな奴が多いからな。それでアンヴァルを誘うんだ》 真司は端的な説明でドナルドとなった邪帝に伝える。 《よりによって教祖様とはな……。やらかしてくれるな》 《だろwwアンヴァルの説得、期待してるぜ!》 そうして強制的に念話を切断した。これ以上長引かせると相手がシビレを切らして攻撃してきそうだからな。 「教祖様ァァァ!!ハンバーガー無料券下さい!」 「三成様ァァァ!!私を抱いて下さいませ!」 こちらはドナルド信者と腐女子のギャラリーを獲得した。 声援は少ないが、その分熱意がこもった応援に聞こえる。 「闇属性の使い魔か。やはり君と僕は相反する相手のようだね」 「テメーと馴れ合うつもりはハナからねーよ。さっさと始めようぜ」 真司の言葉の後にドナルドと三成の魔力が膨れ上がった。 「殺っちゃうよ☆」 「秀吉様、あの者を惨殺する許可を……」 ノリノリじゃないかお前らww 「何故じゃ!何故ワシがそのような事を許さねばならんのじゃ!」 三成の言葉の後、どこからか声が聞こえた。 さらに、突然真司の右側に何者かの気配を感じ、真司は振り向いてみる。 するとそこにはバカ〇スの小説を読みながら観戦をしている大天使がいた。 「何してんだよテメー」 「妹が心配でな。下界まで降りてきたのさ」 大天使……お前、シスコンだったのかよ!?
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