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「ドナルドは、サイドメニューもだぁい好きなんだ!行くよ【シェイクウォール】!」
ドナルドは、アンヴァルの斬撃をマックシェイクの壁を作って、ギリギリの所で受けとめた。
本来シェイクといえば、ドロドロになった飲み物として出てくるが、この場合はかなりの衝撃にも耐えうるアイスの盾として使えるのだ。
「くっ!防がれた!」
隙を見せまいと一度後退したアンヴァル。同時に、魔力を溜めて技を繰り出す準備を進めている。
「ドナルドは、サイド(ry。【ツインフラポテ】!」
今度はドナルドがアンヴァルに向かって攻撃を仕掛ける。
ドナルドが取り出したのは、自分の身長の半分くらいの長さの2本のフライドポテト。
それを両手で双剣代わりに装備した。
「遅い!」
しかし、身構えていたアンヴァルにポテトで斬りかかるが、こちらも素早い身のこなしでかわしてゆく。
あっ、またパンツ見えた。
「なるほど、今日は白か……グハッ!」
ダンディーなしゃべり方とは裏腹に、言っていることは下品な大天使にツナ缶を顔面に飛ばしておいた。
今回も鼻血を出しながら気絶していった模様。
「ご主人様の為に!負ける訳には行きません!」
ドナルドの攻撃を全て避けきり、後ろに大きく下がったアンヴァルは、本気を出すのか魔力を一気に解放する。
体からは光のオーラが放たれ、神々しい雰囲気が漂う。
「ドナルドは、嬉しくなるとつい殺っちゃうんだ!」
ドナルドもどうやらまだ力を隠していたらしい。ここから総力戦が始まるのだろうか……。
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