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鼻をティッシュでかみながら、試合を終えた邪帝がアンヴァルを連れて戻ってきた。
「真司、私にかかればこの通りだ」
「乙。後でお前、ツナ油で目薬の刑な」
素っ気ない態度で邪帝に対応すると、真司は隣にいたアンヴァルに歩み寄った。
「俺がガンダム……ゴホン、失礼。
俺が真司=キリュウだ。本当に契約して大丈夫なのか?」
「ガンダムとかww有り得んn……アッ―――!!」
試合を終えて調子に乗っているのか、遂に邪帝の仮面越しにツナ油を発射する。
すると、ム〇カ宜しく目を押さえながら悶え始めた。
「はい!毎日シェイクを用意して頂ければ、私はどこまでもお供します!」
なんていい子なんだろうか。
だが、毎日シェイクを用意しないといけないのか……。学生寮にマック建てて貰おうかな。
「わかった。これからよろしくな」
「よろしくお願いします、ご主人様!」
アンヴァルと握手して契約を更新する。これでキールが何と言おうがアンヴァルは俺のものになった。
あと面と向かってご主人様と呼ばれるのは恥ずかしいな……。
「さて、ミョンの所に行くか。もしかしたら終わっているかもしれないが……」
悶えている邪帝を蹴り飛ばし、魔石に閉じ込めてからアンヴァルと一緒にミョンの所に向かった。
「キールのやつ、絶対怒ってるだろうなww」
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