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~昼休み、中庭~
美羽「ハル君本気!?」
ハル「生徒会長がか?」
美羽「1年で生徒会長とか!無理だって!!」
ハル「それはやってみなくちゃ分からないだろ?」
美羽「そうだけど・・・それなら誰でもなれる生徒会補助でも・・・」
ハル「それだと意味がない」
美羽「え?意味・・・?」
ハル「俺の両親がここの卒業生で生徒会だったことは知ってるよね?」
美羽「え?う、うん」
ハル「両親は1年の時から生徒会に入ってたそうだ、父さんが生徒会長、母さんが生徒副会長」
美羽「それは・・・初耳だわぁ・・・」
ハル「だから俺もなってみようかなって」
美羽「・・・でも、その時と今では違う事も多いし、1年でなれるか・・・どうか・・・」
ハル「あ、そうだ」
美羽「え?なに?」
ハル「まだ、おねがい聞いてもらってないよね?」
美羽「え?うん・・・・まさか・・・・」
ハル「うん!そのまさか、美羽は生徒副会長に立候補してね」
美羽「ちょちょちょ!そんな満面な笑で言われても!」
ハル「え?なんでも言う事聞くんでしょ?」
美羽「それは・・・そうだけど・・・」
ハル「じゃぁ決まりね」
美羽「まじでぇぇ~?」
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