8人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ、あたしはあっちだから
ここでbye-byeだよぉー千夏ぅ(泣)」
「ちゃんと友達作りなね??
変なことに巻き込まれないように！
じゃぁ、ね??」
人見知りな遥架を心配しながらも
自分のクラスのことを思い浮かべて
二へ二へしながら歩いていると…
「…邪魔、なんですけど。」
通路の真ん中で女子達とイチャツく
イケメンな先輩??に遭遇。
失礼かなぁと思いながらも
早くクラスに行きたい一心で
平凡な私は言葉を発したのである。
…しかし。
「はんっ。 別の所を通ればいいだろ。」
…きゃー。 理不尽ー。
ちょっと退いてくれればいいのに
なんと後輩大事にしない先輩でしょう。
ここは私がビシッと言わなきゃ!!
「っあの!! ちょっとぐらい退い…「皇輝くんがイケメンだから構ってほしいんでしょ??」…、はぁ??」
な、なんですとぉー!!
私はイケメンに弱いわけではないっ!!←
「なにいってんだ、ﾕｳﾅ」
そーだっそーだっ!!
案外、イケメンさんのほうが
普通じゃんｋ「当たり前の事いうなよ」
………………。
…サラッと言いやがったな、コイツ。
あー…イラってきたよ。
イラってきた。
少し切れつつも理性を保っていた
千夏に最後の留めが突き刺さった。
「まぁ、あれだな。
悪いが平凡には興味ないから
あきられてくれ、平凡ちゃん」
HE･I･BO･N･CYA･N??
千夏の中で何かが
プッチンっ…と音を立てて切れた。
ばちんっっっ!!!!!!!!!!
「あたしだって…!!
あたしだって…!!
あんたみたいな自己チュー
お願いされても嫌だからっっ!!!!」
気付いたときには
何故か自分のクラスの席にすわっていた。
最初のコメントを投稿しよう！