#1 鮮烈な高校デビュー

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皇輝side “あたしだって…!!  あたしだって…!!  お願いされても嫌だからっっ!!” 頬の痛みと女に初めて怒鳴られたことに 衝撃をうけた俺はただただ呆然としていた。 「ちょっとっ!  皇輝くんあの女、  新入生のサエキチナツとかいうみたい!」 「…サエキ、チナツ??」 ほら、これ! といって俺の取り巻きの一人である ユウナは俺に“第108期新入生名簿”なるものを渡してきた。 中をパラパラめくっていると 確かに先程の平凡ちゃんがいた ふっ 佐伯千夏、ねぇ… こいつ、なかなか面白いやつかもな。 「決めた。 あいつは今日から俺のだ」 これからの学校生活、 楽しくなりそうだな…ニヤ
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