2人が本棚に入れています
本棚に追加
「学校はどうだ?もう慣れたか?」
食事中
お父さんが私に言う
‥そういえば‥
渉も同じこと聞いてきたな‥
渉の顔が思い浮かび、口元がにやける
「何か楽しいことでもあったのか?」
「あのね」
「あ!ゆうちゃん
またこぼしてる、もぅ~」
彩さんが割って入ってくるように言い、六歳の悠斗の手間を焼き始める
「‥‥‥‥」
その姿を見て、お父さんは優しい表情を浮かべていた
「あら、ごめんなさいね
遮っちゃって。続けて」
「‥‥‥‥」
私に笑みを向ける彩さんを無視して、食事を続けた
最初のコメントを投稿しよう!