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運命。
それは全ての世界に存在する【絶対】の一つ。
それが全ての生物にあらかじめ課せられた義務。
全ての生物は運命に従って生きていく。アホな主人公野郎がオレは運命をどうたらこうたら言っているのも、運命。
運命に逆らう？ 無理だろｊｋ
あくまで俺達にできる事は、いかに自分の運命を把握するか。
それも運命によって決められた思考なのだろう。結局生物なんてものは、自分以上のモノに勝てないように出来ているんだ。素晴らしいな。
世にもスバラシイ命共が息づく世界は、神がいる限り増え続けるだろう。もしかしたら、神も運命の下動いているのかもしれない。
そう考えると滑稽だ。世界を支配している神々は、実は世界に支配されていましたってか？
どこの王土君だっての。
閑話休題。
そして運命を捻じ曲げる事ができるのは、俺がリスペクトする緋色の悪魔だけ。
彼女だけに許される特権。
そして、俺もその運命を――
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