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………………前のページで格好付けた事、心よりお詫びいたします。俺槍術なんて一かじりもしていません。つまりは槍なんて一切使えませんwwwwww
――なッ!? 何逃げてんだ糞餓鬼!! Ragnarokがあればあんな爬虫類イチコロだッてのによォ!!
知るかwww俺は槍の使い方なんざしらねぇんだよkswwwwつーか槍邪魔wwww逃げんのにすげぇ邪魔wwwww
「ガル……? ……! ガリャアアァァ!!」
ほーら、奴さんが怒ってまた突進してきなすったwwwwどうしようwwwさっきより速いんですけどwwwwつーか泣き声ちげぇwwwww
それでも必死に逃げる俺は超が付く程のイケメンwwwwwwwwww
――ねェな。
謎の声にまで否定されちまったよ。そうさ、俺は所詮[微]イケメンさ。
イケメンにもなれない、フツメンにもなれない不遇な存在。今まで告白された数は今まで生きてきて、一度もねぇよ。
「クソ! どうなってもしらねぇからな!!」
ギャギャギャと足でドリフトをかまし、勢いはそのままにドラゴンへ特攻。物理攻撃なのに特攻とはこれいかに。
台詞は謎の声へ向けて放つが、もう何処かへ消えてしまったようで返事は帰って来ない。
フォームなんて気にしている場合じゃねぇ、テキトーに腰下げときゃいいだろ。
ヤケクソのまま、俺はドラゴンに槍を突き刺す。
ドラゴンが、Highあ、違った。灰になった。
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