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ジリジリジリジリジリジリ!
鷹谷家では、隣の家蓮碕家の目覚まし時計の音で起きる。
毎日7時になるので、近所もそうだ
遊「ふぁ~。母さんおはよう」
心月「あら。おはよう(*´・ω・`) 」
母の心月(みづき)です
心月「遊くん、真くんの所行かないの?」遊「ん?あぁ…、行く」
俺はお気に入りの音楽を聞き制服を軽く崩し、隣の蓮碕家へと足を入れる
インターホーンを押したタイミングで
蓮碕 慧(さとる)さんがスーツ姿で出てきた
慧「遊くんか、おはよう。」
遊「あ、おはようございます♪」
慧「今日もあいつをよろしくな」
あいつ=真優だ
遊「了解です!行ってらっしゃい」
慧さんを送って、中へ入ると真咲と真穂
そして、蓮碕穂浪(ほなみ)さんがいた
遊「おはようございます♪今日もあいつ起きてないんですかぁ?」
真優は朝が弱いから、目覚まし時計がなっても中々起きない
だから俺がいつも起こしに来る
穂「おはよぉ、遊ちゃん❤いつも悪いわね~。」
真穂「遊くん、おはよう(≧∇≦)
今日もカッコいい✨」
真咲「遊さん、おはようございます。」
遊「大丈夫ですよ~、もう慣れましたんで❤」
そして、俺は二階のある部屋へ入る
そこの大きなベッドには真優が寝ている
こいつを起こすにはコツがいる
まず、脇と首の所を軽くくすぐってやり
換え置きしてあるクッキーを入れてあげる
冷たい目つきだが意外に寂しがり屋なのだ
真優「ん…、遊月…?」
遊「はよ、さっさと学校行くぞ」
真優はのそぉと起きて、朝恒例のハグを求める。意外にがっちりした体格なので
俺は見えなくなる
一分ぐらいして真穂が声をかけてきた
真穂「おにい起きた?あたし学校行くから遊くんよろしく~!」
真穂はそれだけ言い出て行く
朝ご飯はいつも、蓮碕家でご馳走になってる。
真優「遊月…、行こ?」
普段一緒に行かないのに…
俺は真優のネクタイをしながらわかったという
電車に乗って行く。
遊「どうした?珍しいじゃん?」
真優「なんとなく?だって、佐伯が学校でもオープンだし…」
佐伯とは、中学からのダチ。そして
男同士で付き合ってる
遊「まじ?わかった。真優、今日からいいぞ。拗ねるな」
学校では、からかわれるから一緒にいなかった。だから拗ねてた…
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