俺とあいつ

4/5
前へ
/9ページ
次へ
ジリジリジリジリジリジリ! 鷹谷家では、隣の家蓮碕家の目覚まし時計の音で起きる。 毎日7時になるので、近所もそうだ 遊「ふぁ~。母さんおはよう」 心月「あら。おはよう(*´・ω・`) 」 母の心月(みづき)です 心月「遊くん、真くんの所行かないの?」遊「ん?あぁ…、行く」 俺はお気に入りの音楽を聞き制服を軽く崩し、隣の蓮碕家へと足を入れる インターホーンを押したタイミングで 蓮碕 慧(さとる)さんがスーツ姿で出てきた 慧「遊くんか、おはよう。」 遊「あ、おはようございます♪」 慧「今日もあいつをよろしくな」 あいつ=真優だ 遊「了解です!行ってらっしゃい」 慧さんを送って、中へ入ると真咲と真穂 そして、蓮碕穂浪(ほなみ)さんがいた 遊「おはようございます♪今日もあいつ起きてないんですかぁ?」 真優は朝が弱いから、目覚まし時計がなっても中々起きない だから俺がいつも起こしに来る 穂「おはよぉ、遊ちゃん❤いつも悪いわね~。」 真穂「遊くん、おはよう(≧∇≦) 今日もカッコいい✨」 真咲「遊さん、おはようございます。」 遊「大丈夫ですよ~、もう慣れましたんで❤」 そして、俺は二階のある部屋へ入る そこの大きなベッドには真優が寝ている こいつを起こすにはコツがいる まず、脇と首の所を軽くくすぐってやり 換え置きしてあるクッキーを入れてあげる 冷たい目つきだが意外に寂しがり屋なのだ 真優「ん…、遊月…?」 遊「はよ、さっさと学校行くぞ」 真優はのそぉと起きて、朝恒例のハグを求める。意外にがっちりした体格なので 俺は見えなくなる 一分ぐらいして真穂が声をかけてきた 真穂「おにい起きた?あたし学校行くから遊くんよろしく~!」 真穂はそれだけ言い出て行く 朝ご飯はいつも、蓮碕家でご馳走になってる。 真優「遊月…、行こ?」 普段一緒に行かないのに… 俺は真優のネクタイをしながらわかったという 電車に乗って行く。 遊「どうした?珍しいじゃん?」 真優「なんとなく?だって、佐伯が学校でもオープンだし…」 佐伯とは、中学からのダチ。そして 男同士で付き合ってる 遊「まじ?わかった。真優、今日からいいぞ。拗ねるな」 学校では、からかわれるから一緒にいなかった。だから拗ねてた…
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加