CHAP.1 徳川廉太という男

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「廉、寿、おはよ」 わいわい騒ぐ2人に後ろから声をかけたのは スラッとしたイケメンで2人の友達である、絢里。 「絢ちゃん!おはよー♪」 「おー。はよー。」 明るい寿とは裏腹に 無気力な挨拶をする廉太。 「廉はいっつも眠そうだなー」 「ねみーんだもん」 無気力男子・廉太には 残念すぎるスキルがあった。 それは 究極にモテないこと。
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