『つばき』
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風に乗って笑い声が木霊する。 鉄棒の側にある大きな杉の枝は、ザワザワと音を立てて揺れていた。 空に浮かぶ三日月。 そういえば、あの日もこんな三日月の夜だったっけ… 「…そうだよ。」 耳元で囁かれた声に、思わず飛び退いた。 紛れもなく椿が、そこに居た… 「元気そうだね。」 屈託のない笑顔で椿が笑った。
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