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「たんぽぽ?」
「たんぽぽがいるの?」
一義くんと幸喜さんは。聞こえてきた。たんぽぽちゃんの声に、なんで?ここにいるんだろうと。二人は、思いました。
「た ん ぽ ぽ 」
!!
何を話しても。質問しても。ずっと黙って、泣いていた雅くんが。声を出して、たんぽぽちゃんの名前を言ったので。一義くんと!幸喜さんは!驚き!!雅くんを、見ると!!
二人が見たタイミングで!!雅くんが!!突然振り返りました!!
「たんぽぽ中に入るな!!」
!!一義くんが、かなりの大声を出して。たんぽぽちゃんが、中に入らないようにと。伝えます!!
「え?なに!?なにが、起こっているの!?」
一義くんの声に!!驚いた!!たんぽぽちゃんは。ドアの先で、何が起こっているのか?見えないので。恐くなり、聞きました。
聞きましたが。誰も何も。答えません。
「一義ーー!!何があったの!?」
「たんぽぽ黙ってて!!」
一義くんは。たんぽぽちゃんが、聞こえる大きな声を、出して!!たんぽぽちゃんに黙るように。言いました。
たんぽぽちゃんは。声を出さず。
頷いて。黙りました。
一義くんは、静かになった。たんぽぽちゃんを耳で確かめて。
目は真っ直ぐに、雅くんを見ていました。
「雅紀先輩 それ持ってこっち見たら、恐いですよ」
一義くんは。雅くんの動きと。持っている物を、逃さないように。雅くんを見ていました。
「たんぽぽ帰れ!!
俺の近くに来ないでくれ!!」
雅くんは。一義くんを見ていませんでした。一義くんの後にいるであろうドアに。たんぽぽちゃんに向かって、言いました。
「それを持っている先輩に、近づける人なんていませんよ」
一義くんは。たんぽぽちゃんを庇うように立って。雅くんと。雅くんが持っているものを。見ていいました。
「雅紀!!」
幸喜さんの雅くんを呼ぶ大きな声に!!雅くんと一義くんが、驚きました!!
「包丁はまな板に だ!!」
雅くんの頭に!!まな板を!!押しつけるように!!幸喜さんが、置きます。
雅くんは。頭に!!まな板を、押しつけらた事と幸喜さんの声で、電撃が来たような。痛みが来ていました。
突然の事で!!雅くんは、パニックになっていました!!
「雅紀!!」
「はい!!」
大きな声は変わらず!!
雅くんは、幸喜さんの声に!!びっくりしています。
「包丁は!!」
「……まな板 です」
雅くんは。幸喜さんに言われたように。包丁を、頭の上にあるまな板に。置きました。
「料理人の包丁は、まな板だ!!
忘れるな雅紀」
「…… はい」
幸喜さんは。雅くんの返事を聞いて。雅くんの頭の上にある。包丁が置かれたまな板を頭から。取りました。
二人のやり取りを。見ていた一義くんは。少し安心して。ホッしていました。
雅くんが振り向いた時に。包丁を持って、振り向いたので!!一義くんは。たんぽぽちゃんが、危ないと思い!!かなり慌てて。たんぽぽちゃんを守るように。動いていました。
慌てていましたが。幸喜さんの行動で、一義くんは。安心して。
そして、思ったのです。
(言ったら怒られるけど、幸喜さんって、サダヲさんに似ているよ)
一義くんは、怒られるから。幸喜さんには、言えませんでした。
「雅紀 お前は、たんぽぽに何をされた」
雅くんから取った。包丁とまな板を洗いながら。幸喜さんは、聞きました。
「わあああああー!!!!!!!!
言いたくない!!!!!!!!!!」
言いたくない雅くんは!!口を押さえて。しゃがみました。
一義くんは。目撃者だったので。
雅くんの行動を見て。雅紀先輩が可哀想に見えていましたが。
目撃者でない。幸喜さんには。
たんぽぽが、雅紀に!!話せない程の恐ろしい事を、したのだろうと。とんでもない恐ろしい事を、考えてながら。包丁とまな板を洗っていました。
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