40人が本棚に入れています
本棚に追加
「姉に、渡すなと言われている」
幸喜さんは、思い詰めた顔をして、言いました。
「なんで、幸喜さんのお姉さんが、言うんですか!! その写真お姉さんにとって、嬉しい写真では、ないはずですよね、いらない写真ですよね、
なんで、渡すなって、言っているんですか?」
一義くんは、幸喜さんのお姉さんの言葉が、解らなくて、聞きました。
「姉にこの写真を見せたのが、間違いだった
2人を別れさせようと考えた俺に、姉が罰を、与えたんだ」
「 罰? 」
一義くんと雅くんは、同時に言いました。
「あいつを、諦めさせようと 騙す事を考えた俺に、姉は、あいつのように、感謝のキスを返される料理人になれと、その写真分の数のキスをしたら、写真を捨てても良いだろうと、俺に、罰を出した」
幸喜さんの言葉を聞いた2人は、あ然としました。
「あいつのようになれば、あいつの良さが、解るわと、姉は勝手に決めて、俺にこの写真を、手放す事を、禁じたんだ、、
俺は、なんでこんな写真を持たないといけないんだ、ばからしいと、やらないと言ったら、
姉は、俺があいつのキス写真を、持ち歩いている事を、みんなにバラし!!俺が、あいつに憧れ料理人を、目指して、写真を持っているんだと 料理学校!仕事場!近所の人達!に、話をしたんだ!!」
「「それは、嫌ですね」」
一義くんと雅くんは、同時に言いました。
「写真捨てたら、何をみんなに言うのか、恐くなった俺は、姉の罰を受けるしかなく、
俺の料理を、食べる人がいても、誰もキスしてくれなくて、今も、持っている……
姉は、怒らせたら、恐ろしいんだ
俺は、写真の事で、姉の恐ろしさを知り
あいつの事で、こうなったんだと あいつの嫌いが、強くなった」
「「だから、写真を渡せないんですね」」
また、同時に言った2人でしたが。
雅くんは、幸喜さんを憐れみながら、人の恋路は、関わっては、いけないんだと学び。
一義くんは、お姉さん、幸喜さんで、あそんでいるよね。と、思いながら。
幸喜さんが、持っている写真を、貰う方法を、考えていました。
「解りました 僕、その写真欲しいです
幸喜さんから、貰いますね♪」
「「 貰うのか!! 」」
今度は、雅くんと幸喜さんが、同時に驚きの声を、出しました!!
一義くんだけ、2人の驚きを、気にせず。
笑顔で頷きました♪
最初のコメントを投稿しよう!