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レイ「むっ?あれは…」
ウィアー「どうした?」
俺が見たのは無駄に大きな馬車の中に数十人程の人を悪そうな奴らが無理矢理入れている光景だった。
む…無駄に大きいのは嫌いだな。俺を無駄死にさせたからな(笑)
ウィアー「あれは…貴族に売り付けるつもりか…」
レイ「止めるか?」
俺はウィアーの隣まで歩きそう言った。
ウィアー「いや、今行くと危険だ。あいつらが馬車を出したら後を付けよう」
レイ「イエッサー!」
そして数分後…
レイ「……zzz」
ウィアー「出たぞ!レi」
さぁ!来い!世界樹の番人!
ぐぅぉぉぉおおおぉぉ!!!図に乗るなぁぁぁ!!
当たるか!レイ!
レイ「はっ!?」
ウィアー「はぁ…やっと起きたか。奴らはもう出たぞ」
せっかく世界樹の番人と戦ってたのに…
レイ「んじゃ、行くか!」
その言葉と同時に風になる。
ウィアー「なっ!?早い!?」
ウィアーは驚きながらも足に身体強化を使い、走ってきた。
え?俺は身体強化使わないのかってか?無理無理(笑)走ったときには何かにぶつかって御陀仏だ。
痛っ!? …木にぶつかりました。
ウィアー「何やってるんだ。先に行っておくぞ?」
あ、あいつ俺を抜かしやがった。
レイ「負けるかぁぁ!! 」
ウィアー「別に競ってなんかいないだろ!?」
レイ「俺を抜かそうなんぞ500万年早いわ!!」
ウィアー「駄目だこいつ!聞いてない!!」
と、突然ウィアーが走るのを止める。
え?何?諦めるの?
ウィアー「あと一歩踏み出したら罠だぞ」
レイ「ハハハハ!何をご冗談を…」
そう言い足を進めるが…
あら?足場がナイヨー?
まさかと思い下を見る。
お、落ちる?
ウィアー「…馬鹿だろお前…罠あるって言ったのに」
一応天才であり天災です。
ウィアー「俺が助けに行くまで待ってろ」
いやさ?俺、まだ空中でもがいてるんだよね。今の内に助けるっていう判断はなかったわけ?
レイ「こんのやろぉぉおおおぉぉ!!!」
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