海の姫

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深い深い海の底。 そこは、現(うつつ)とはかけ離れた、幻の世界。 美しい水の姫たちが水に舞い、海の民も美しい魚人に姿を代える。 海底の王宮を泳ぐ。 美しい海底の城、薄く光が差し込み、珊瑚や人魚達の鱗をキラキラに キラキラ反射して笑い声が絶えない。 毎日が宴の様な、美しい声が歌い、姫たちが舞う。 現か、はたまた幻か、それはそれは美しい世界。
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