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麻美もまた陽子と同じく目を見開いて震えた声で謝罪していた。
そのまま俯き視線を落とす。
「………ねえ？
…麻美…わたしに何か隠し事でもしてるの？」
麻美の顔をまっすぐ見据え抑えたトーンで陽子は尋ねる。
「……そんなこと、あるわけ…ないじゃない……わた……」
「……じゃあ、どうしてなのよっ!!」
言いかけた麻美の言葉を遮り、つかみ掛かる様に詰め寄る陽子。
その拍子に躓き、麻美を押し倒す格好でソファーへ倒れ込む。
……そして、開けたシャツの間から頑なに麻美が守っていたそれが覗けていた。
伏し目がちにわかりやすく、麻美は項垂れる。
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