変化とは日常の中に

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私の気紛れは大体悪い方にしか歩いていかない 気分転換に京の町を歩いていたら、変な言いがかりをつけられ、裏道に連れ込まれた 「いい加減放してくれないか?」 そんな私の言葉を無視して言われた言葉は 「俺等の話を聞いてたのはお前だろ?」 腕を締め上げられそんなことを言われた、だからといって私は本当に聞いていない。だいたい興味がない 「曖昧なことで言いがかりをつけてんじゃねぇよ」 そんな会話を何度繰り返しても、相手は分かってくれない、思わずため息をつく 「着いてきてもらおう」 「はぁ?何でついてかなきゃなんねぇんだよ」 そう抗議すると首もとに冷たい感触が伝わる 「、、、はぁ、まったく面倒くさいな!」 大人しく着いていくと思ったらしい男たちには呆れさせられる… 気を緩めた、その隙に目の前の刀を蹴りあげその勢いのまま背後の男を蹴り飛ばした 「折角平和に終わらせようとしたのに、おめぇらは馬鹿なのか!?」 そこでやっと危機感を感じた男たちは刀に手をつけた 「おめぇらは馬鹿なんだよ!刀を持っているやつ前にして、構えない奴がどこにいる!」 怒鳴り声と共に目の前の男を回し蹴りし、そこでやっと刀を抜く男たち 「おめぇらは武士なのか?隙だらけで、迷うよ…」 こんなやつら刀なしでやってやるよ… 有言実行と言わんばかりにすぐにかたがついた 「まったく無駄な時間とらせんじゃねぇよ」 そこらじゅうでのびている男たちを踏まないようにその場を後にする 「んで、お前はなんのようだ?」 ずっと見てきていた視線が私の背後に来たのが分かった
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