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「なんだよ、ススムのせいで今日ついてないってことかよ…」
すかさず蹴りを入れようとしたが、ギリギリかわされてしまい舌打ち混じりに素直に座った
「長州の間者ではないのか?」
「絡まれてたところを見ると、その可能性は無いかと…」
勝手に話始められて、何を言っているのか分からなかったので、欠伸をしていたら
「ちょっ、副長それは危険やで、俺が見たんは蹴りだけや「立て」
ススムの言葉を遮って言われた言葉は、どうやら私に言っていたもののようで
「何?帰してくれるの?」
副長とやらは刀を持っているので、その可能性は低いだろうけど、言ってみたら
「早く立て」
腕を掴んで無理矢理立たされた
「はぁ…今日は一段と疲れる日だなぁ」
ため息をついて自分の刀を手に取ると、中庭に自ら出た
「ほら、やるんでしょ?」
どういう話し合いでそうなったのかは知らないけど、面倒なことは早めに片付ける性分なのでヤル気満々といった表情を見せた
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