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その日……僕の目の前に
真っ暗な深い闇が降り立った。
出口の見えない真っ暗な迷宮。
夜明けの訪れがわからない
深い深い闇の中いつまで彷徨えばいいのだろう。
あの日、訪れた残酷な夜は僕の運命を奪っていった。
あの日から晴れることのない闇を抱きながら、
僕は彷徨い続ける。
何時、明けるかも知れない
夜明けを祈りながら。
この暗闇の中で
必死に『生きよう』とするしかない
僕の中に朝が訪れるその日まで。
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