第七十五話  平成30年最後のお話

3/9
前へ
/1236ページ
次へ
あの事とは… 前話で書いた地蔵さん達の 言うとおりにした結果、 散々な目にあった私達が怒り心頭で帰って来た時… 用事もないのに”わしら用事で出とるから”と言って その場に居なかったことです。 この日は、歴代の明王や各分野の初代の神や明王が 我が家に集まっていました。 D本体に付いている第97代 むじんじんぷう明王は むじんじんぷう明王として97代目と言う意味だそうです。 その初代が年内、我が家に居ます… 地蔵さんが 「摩耶…こいつら年内居らすぞ」と言ったので 「かまへんよ♪」 実際、歴代初代の神様が我が家に何人いるか知りませんが 現在数名が我が家に泊まっています(笑) その話を皆の前で言われたら 地蔵さんの立場もありませんからね♪ 地蔵 「今回だけ多めに見てやる!」 私 「雪ちゃん、お許し出たで、早く行っておいで」 雪 「摩耶ちゃんありがとう♪行ってきます♪」 その日の夜から、冬の冷え込みになり たまたま夜遅く少し離れたコンビニに 買い物に行ったD本体と私… ビュービュー風の吹く中 私 「雪ちゃん出たら急に寒くなったよな(笑)」 D本体 「今、上で”ごめんなさぁい、ごめんなさぁい”って クルクル回っとるからビュービュー風吹いとる! おぇ!権蔵!雪どつけ!」 私 「なんでやねん!権蔵!すんなやぁ! 雪ちゃん女の子やぞ!」
/1236ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22517人が本棚に入れています
本棚に追加