1人が本棚に入れています
本棚に追加
結衣『シティバス?』
俊行『そう』
結衣は、目を輝かせ言った
結衣『か、かっこいい』
俊行『かっこいいかぁ~』結衣『かっこいいですよ』俊行『何がかっこいいの?』
結衣『だって、お客さんの足となって働いてくれているのに変よ』
俊行『皆、当たり前だと思っている。感謝する所か何かあったらすぐに苦情だしやってられないよ』
結衣『そんなぁ~』
俊行『ところで君は、いくつなんだ?』
結衣『26歳です』
俊行『将来の夢はあるの?』
結衣『将来の夢バスの運転士になる事』
俊行『そっかぁ』
結衣『早く大型二種免許取りたいなぁ~』
俊行『君は、ところでMTは持ってるの?』
結衣『MT?』
俊行『き、きみMTの意味知らないの?』
結衣はうつむき答えた
結衣『は、はい』
俊行『MTというのは、ミッションだよ』
結衣は、聞き返した
結衣『ミッション?』
俊行は、驚いた
俊行『ギア付きの車だよ』結衣『あぁ~あれね。簡単じゃん』
俊行『えっ!?』
結衣『だって、右足だけ踏んでるやつでしょ?』
俊行『違うよ。それは、ATだよ』
結衣『AT?難しい言葉使いますね』
俊行『ATというのはオートマチックの事だよ』
結衣『そうなんだぁ』
俊行は、ため息をついた
俊行『はぁ~』
最初のコメントを投稿しよう!