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「何か、あったの?」
恐る恐る聞いてみると、ヒロは目を一瞬キョロキョロして私と目を合わした
「いや、別に…!!」
やっぱり、変、だよね?
いつもだったらこんな感じじゃないし、様子もいつもと違ってオロオロしているように見える。
「ねぇ、やっぱりなんかあるよね!?」
「…え?」
ヒロは目を見開いて驚いた表情をする
「私に何か言いたいことでもあるの?」
「えっ、となー…」
なかなか言わないヒロにだんだん腹が立ってきた。
何を言いたいの、こいつ。
するとヒロは決心したのか、まっすぐ私を見てきた。
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