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「先生、それで 娘は大丈夫なんですか!」
「あれ、何だろ私が見える?」
「お母さん、気持ちをしっかり持ってください
娘さんは非常に危険な状態です、今も自発的呼吸が見られない為 人工呼吸器で強制的に呼吸させています
また、心臓も弱っている為、次に何かショックがあれば心停止の恐れも…」
「そんな… 頑張って… お母さんは此処にいるから… が、頑張るのよ…」
「あれ、お母さん泣いてる
そうだ、わたし死んだんだっけ? なんかお薬をダァーと飲んだのは覚えてるけど、そのあとなんだっけ?
もう、疲れたしどうでもいいかなぁ…」
「先生、心拍血圧共に低下
し、心停止しました!」
「カンフル投与、カウンター用意して!
」
「チャージ完了しました」
「カウントとります、いち、にい、さん」
ガッコン
私は身体に衝撃を感じたような気がした、けどまた意識が遠くなってきて…
暗闇がわたしを包んだ
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