君に会うため。~優ver.~

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「高橋先生!救急車、まもなく到着するそうです!」 「分かった。それじゃ、着いたら直ちにオペ室に運んで!」 「はいっ!!」 看護師が駆けていく中、僕も準備にとりかかった。 僕はこの病院に来て、救急部に配属された。 正直、前よりも寝れてないような気がする。 救急部は大変だ。 先輩医師も一週間、医局に泊まりがちだと聞いている。 そんな救急部だけど、僕はやりがいを感じていた。 何より目の前の患者を救いたいと思う一心で、僕は毎日忙しく働いていた。
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