クズはクズのために

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教室内ではすでに補習が始まっている 俺達が入ってきたことで、いったん授業が中断した 「は!今頃何しにきたんだ?くずども。補習はとっくに始まってんだ。ヤル気ねぇなら焼きそばパン食べて俺にキスしてくれ」 粒米商業高校一の最低変態教師 「中山」 こいつは生徒達をクズ扱いしやがる。ひとたび反抗すれば、目を付けられ退学に追い込もうとするたちの悪いやつだ 「は!どうした?口が無くなったのか?反抗してみろよ? 今なら俺の土下座で許してやるぜ?なんならお前等の上履き舐めてやってもいい」 中山は黒板にチョークをカンカン叩きつけながら光悦な表情を浮かべてる 「先生、マジキメェ。おめえのキンタマ握りつぶして猫の餌にしてやろうか?あ?」 「内田くん、合格。席についていいよ」 ちっ、あいつの性格が羨ましいぜ
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